このたび日本YOU.FO協会では、株式会社光英科学研究所様、株式会社サイキンソー様のご協力のもと、YOU.FO日本代表選手を対象とした腸内環境サポートの取り組みを実施しました。今回は選手5名が参加しました。
アスリートにとって、日々のコンディションを支える体づくりは競技と同じくらい大切なテーマです。今回は、自分の腸内環境を「知る」ところから始め、勉強会で学び、食事改善などに取り組み、その後もう一度検査をして変化を確かめる——という一連の流れで実施しました。
実施時期:2026年2月〜7月
本取り組みのきっかけ
今回の取り組みは、「和光北インター周辺地域クロスリンク交流会」でのご縁から始まりました。同交流会で株式会社光英科学研究所様と出会い、アスリートのコンディショニングや腸内環境についてお話をするなかで、日本代表選手の腸内環境サポートという形へと発展しました。地域のつながりから生まれた企業様との連携が、今回の実現につながっています。
取り組みの流れ
今回の取り組みは、事前と事後で検査を行う「ビフォー・アフター」の設計で、次の流れで実施いたしました。
1. 事前検査(2026年2月)
はじめに、株式会社サイキンソー様の腸内フローラ検査「Mykinso(マイキンソー)」により、参加選手それぞれの腸内環境の状態を可視化していただきました。数値やグラフでご自身の腸内環境を知ることは、多くの選手にとって初めての経験となりました。
2. 勉強会・オンライン面談(3月)
株式会社サイキンソー様の管理栄養士の方に、オンラインでの勉強会・面談を実施していただきました。検査結果の解説に加え、選手一人ひとりの結果に合わせた個別のアドバイスを頂戴し、この後の期間で取り組む内容を確認いたしました。
3. アドバイスをもとに食事などの改善(3月〜5月)
面談で管理栄養士の方からいただいたアドバイスをもとに、日々の食事の改善に取り組みました。なお株式会社光英科学研究所様から、選手へサプリメント「ビファイン」をご提供いただきました。
4. 事後検査(5月)
期間の終了後、あらためて「Mykinso(マイキンソー)」による検査を実施していただき、取り組みの前後で腸内環境がどのように変化したかを確認いたしました。
5. セミナー・フィードバック勉強会(7月)
最後に、株式会社サイキンソー様の管理栄養士の方によるセミナーを開催していただきました。事後検査の結果をふまえて変化を振り返り、今後のセルフケアにつながるフィードバックを頂戴しました。
自身の体の状態を数値で把握し、取り組みの前後での変化を確かめながら、専門家の方から直接フィードバックをいただけたことは、選手にとって大変貴重な学びの機会となりました。

ご協力いただいた企業様
株式会社光英科学研究所様 乳酸菌生産物質を中心に、健康食品・サプリメント原料の研究・製造を手がける企業です。アスリートやスポーツチームへの支援にも取り組まれており、今回、YOU.FO日本代表選手の腸内環境検査の実施をサポートしていただきました。 HP:https://koei-science.com/
株式会社サイキンソー様 「細菌叢で人々を健康に」を掲げ、自宅でできる腸内フローラ検査サービス「Mykinso(マイキンソー)」などを提供する企業です。今回は管理栄養士による検査結果の解説と個別アドバイスを行っていただきました。 HP:https://cykinso.co.jp/
参加メンバーの声

滝澤 克明
もともと食生活のバランスが良いとは言えず、腸内環境もいい状態ではないだろうという自覚はありました。ただ、自分の体が今どうなっているのか、どんな食事をすればパフォーマンスが上がるのかにはずっと興味があり、今回参加させていただきました。
腸内フローラ検査は、想像以上に多くの項目を見てくれるものでした。中でも驚いたのが、ビフィズス菌がほぼゼロだったこと。あまりに潔い数字で、思わず「頑張れビフィズス菌」と声が出ました。それでも、足りない菌の分を別の菌がカバーしてくれているそうで、知らないうちにお腹の中でチームプレーが起きていたようです。管理栄養士の方の「腸内細菌もチームと同じで、多様性と役割分担が大切」という説明は、スポーツをやってきた人間として本当に腑に落ちました。
何より良かったのは、「いないなら、外から取り入れればいい」という考え方が分かりやすかったこと。手をつけるべきポイントが見えたので、説明を聞きながら、その場で無調整豆乳を注文しました。ビファインも1ヶ月ほど続け、飲みながら動いていた時期は体が楽だったのが印象に残っています。
3ヶ月後の2回目の検査では、多様性を保ったまま良い変化も見られました。遺伝子検査と違って、これからの生活次第でいくらでも変えていける——それが、この取り組みのいちばん面白いところだと感じています。
葉 家俊
今回の企画の案内を最初に見たときは、スポーツ関連の研究で腸内細菌まで調べるのは結構斬新だと思いました。実際に検査と説明を受けて、これまでの食生活の良かった部分と、まだ足りていないところを理解でき、今の腸内細菌叢をもとに科学的に改善策を立てることができました。今はバナナを毎日食べ、豆類の摂取を増やし、ヨーグルトと納豆を買うときはブランドをローテーションするようにしています。
本田 祐樹
今回の取り組みに参加するまで、腸内環境が自分のコンディションやスポーツに関係しているという意識はあまりありませんでした。実際に検査を受けてみると、自分の腸内環境を数値として見ることができ、普段の生活だけでは気づけない部分を知る良い機会になりました。
食生活の改善やサプリメント(ビファイン)を取り入れた後の検査では、総合的な数値に大きな変化はなかったものの、ビフィズス菌が増えたり、肥満菌や便秘関連菌が減ったりと、個別の項目では良い方向への変化が見られたことが印象に残っています。一方で数値が下がった項目もあり、腸内環境は一つの指標だけでは判断できないことも実感しました。
スポーツのコンディショニングというと、トレーニングや睡眠、食事に目が向きがちですが、「腸内環境」という視点から自分の身体を知ることも面白いと感じました。今後も競技を楽しみながら、自分の身体がどのように変化していくのか、継続して意識していきたいと思います。
伊藤 咲哉
これまでは、身体には乳酸菌や発酵食品が良いくらいのふわっとした知識で食品を摂っていました。今回、自分の身体の中にどんな菌がいて、より良い腸内環境にするにはどんな食べ物を組み合わせて摂るのが良いのかを詳しく教えていただいたことで、日々の食事でも、足りない栄養分をちょい足しするようになりました。身体の調子を整えることは運動のパフォーマンス向上にもつながるので、これからも腸内環境を意識した食生活を送っていきたいと思います。
藤原昂亮
和光市でのご縁が、こうして日本代表選手の腸内環境サポートという活動につながったことを、本当にうれしく思っています。今回の取り組みを提案し、実施してくださった光英科学研究所様、サイキンソー様には、心から感謝しています。
一人ではなかなかできないことも、こうしてみんなで一緒に取り組んだことで、自分以外の選手の事例も見ることができました。人によって腸内環境にこれほど差があるのかという驚きもあれば、YOU.FOプレーヤーならではの傾向のようなものも見えてきて、とても面白かったです。
学んでみて、食べ合わせの大切さも実感しました。トレーニングのために、ただプロテインを摂ればいいわけではありません。その中でも「菌をつくるための食事」と「菌を育てるための食事」という視点があることを知り、きちんと勉強してよかったと思っています。結局は買い物から変えていく必要があるので、日々の選び方に意識が向くようになりました。
YOU.FOをプレーする選手や関わる人が、健康について改めて考え、見直すきっかけになったこと自体が、大きな収穫だと思っています。競技として強くなるだけでなく、「YOU.FOをやってよかった」と思える——そんなコミュニティにしていきたいと考えています。
企業の皆さまとの交流(YOU.FO体験)
今回の取り組みでは、腸内環境サポートに加えて、ご協力いただいた企業の皆さまにYOU.FOを体験していただく時間も設けました。日頃から選手を支えてくださっている皆さまに、実際にスティックとリングを手に取っていただくことで、競技への理解を深めていただくとともに、互いの距離がより近づく機会となりました。


今後に向けて
日本YOU.FO協会では、競技力の向上だけでなく、選手が長く健康にプレーを続けられる環境づくりにも取り組んでいます。今回のような企業様との連携を通じて、コンディショニングやセルフケアの知見を、選手や競技コミュニティに少しずつ広げていきたいと考えています。
ご協力いただいた株式会社光英科学研究所様、株式会社サイキンソー様に、心より御礼申し上げます。
関連リンク
- 株式会社サイキンソー様 お知らせ「サイキンソーの管理栄養士がYOU.FOの選手の皆様に腸活サポートを行いました」(2026年7月29日):https://cykinso.co.jp/news/20260729
- 株式会社光英科学研究所様 公式Instagram
- 活動の様子(Instagram):
https://www.instagram.com/p/DbnCAHyEgwp/?img_index=1 - https://www.instagram.com/p/DbsMwH-kpPE/?img_index=1

